天龍

 名前の通り、一頭の巨大な竜の様子を表した曲。

 

 巨大な何かがゆっくりと動き出して迫ってくるような不穏な序盤、大暴れする竜の荒々しくも繊細な空気や脆さのある激しさを感じさせる中盤、嵐が過ぎ去った後のような緊張が弛緩していくような終盤で構成されている。

 

 わずかなミスでも目立ってしまう、難易度の高い曲。奏者の技量、スタミナ、全体のバランスなど多くのモノを要求される。